通信大学の中間試験を5月下旬ごろに終えた.この試験の合格判定が出ると,単位を取得するための試験資格を得ることができる.まだ結果は出ていないのだけれど,整理ができているなと思う科目については比較的高い点数を取れていた気がする.一方で理解が不十分だった科目については,平均は超えたものの少し唸り声が出るような点数だったので,今期の間にできる限り理解を進めてゆきたい.

こうして試験があるとどうしても点数を見てしまいがちなのだけど(単位がかかっているので当然なのかも知れないが),私としては来期以降に伸びたとしてもしっかりと理解した上で単位を得てゆきたい気持ちがある.それでも焦ってしまうので,本来の目的を思い出しながらやっているのだけれど上手くいかなかったりもする.その科目だけでは理解が不十分になってしまうことが明白である(さらに上の専門性が求められており,現状それが理解できないなどの)場合は,諦めて(保留して?)進めるようにしている.こういうのは後々のおたのしみのようなものという気もする.

 

履修科目の都合で物理をやり始めたのだが,これがとても面白い.前に量子論の記事を書き始めようと思ったのも(殆ど文献を読み進められていないが)物理がきっかけだった.高校の頃は数学も物理も苦手を越して嫌いだったのだけど,不思議なことにとても好きな分野になってる.大学へ入る前に,数理物理学という学問分野を知り,きっかけとなって専門分野の体系的な学問をしたいと思った.こうやって,少しずつではあるものの目標に近づけていることはとても嬉しい.

 

そして,IT系の授業を受けているうちに,以前までぼやぼやとしていた,数学と物理が重なっている分野で何かしらできないかなという気持ちが少しだけ具体的になってきた.

特に可視化についてとても関心があるのだけど,調べてゆくうちに,計算力学(CAE)技術者資格というものがあるらしく,それがやりたいなと思っている内容に比較的合致するような気がした.CAEというものを知ったばかりなので,方向性が合っているのかも分からず自信がないのだけど,こういうものがあると知れたこと自体が嬉しくある.

まだ当分先になると思うのだが,資格取得やその分野を生かした仕事も視野に入れたいと思っている.(その先もしくは途中で格差解消に携われればと思っているのだけれど,いつになることやらという感じでもある) 他にも延長で量子力学を行うことができたらなども思っている.

 

 

駄文

CAEを見つけたのは,相方がIT系の資格取得に積極的で私も自分が目指す分野で資格があったりするのかと思って調べたのがきっかけだった.私はあまり資格取得に関心がないのだけれど(資格勉強が苦手なので),こうして影響を受けて契機に転じるのはとても面白いものだなと思う.

 

 

 

#黒机,氷の音