量子論はじめ
大学の授業をやり始めた中で,最近,化学の分野に入ったのだが,分子の構造がよく分からない,そもそも分子やその構成要素が何であるかということや,量子と粒子,分子の違いは何なのかなどと疑問に思い始めて,手元にあった本たちを漁ってゆくと量子論に行き着いた.前々から,量子論,量子力学あたりは興味があって(全くの力不足で買った書籍を積読の育成に費やすことしかできていなかったが),勉強をしてみたいなと思っていたので,このような形で始められたことはうれしい.
脱線しすぎずに授業の方も進めるべきなのだろうけれど,今期は次期の勉強を早々に始めようと思っていたし,幸か不幸か時間が比較的取りやすい環境なので,ちょっとくらい脱線しても大丈夫かなと思ったりもする.というよりも,量子論に触り始めてから色々なものの見方が全く変わってきたような感じがして,好奇心が抑えきれなかったりするのだけれども.
これからの間,〇〇とは何だろうということを自分なりに説明できるように記録をつけてみようと思う.
うまく言葉にできるかが分からないのだけど,今まで(授業で化学をやり始める前も含めて)疑問に思っていたことは,
・分子とは何か
・電荷を持つとはどういうことか
・電子,陽子,中性子はそれぞれ何なのか(それぞれ違いなど)
・電子はほんとうに原子核の周りを軌道に沿って回っているのか
(これは多くの分子モデルにそのように見える形で描いてあるので疑問だった)
・物質の最小単位は原子で分割できないものと高校まででは習ったものの,
新しい情報では最小単位はクォークになっており,
また電子が離れたりすることは分割の意味に入っていないのか
・場とは何か
・場について考えると既存の分子モデルがよく分からない
など
勉強していくうちにほかにも疑問点が出てくると思うので,都度記していきたいと思います.
記事が続く場合は,以下に目次を載せようと思います.
また,参考文献もこの記事に随時追加してゆきます.
#寝台の上,窓の光