アカデミックスキル

とても久々の記事になってしまった.

 

いま勤めている所が去年から慢性的な人手不足が続いており,文字通り,死に物狂いで3月を終えた気がする.かなり心身共々限界が来ていて,死ななくてよかったという気持ちで4月を迎えた.今月は休みを所々,多めにもらったので調子を立て直したい.

記憶にある限り半年以上は不眠症が続いていたのだけど,サプリメントを投入して昨日今日で久々にきちんと眠ることができた.相方から寝起きの機嫌がいいと言われてしまった(いつも機嫌が悪く起床してたのかなと思い,申し訳なかった).朝起きても疲れていない身体は久々だった.

 

そんなこんなと相方との慣れない同居生活もあり,去年は大学がほぼ休学状態になってしまった.入学した年にこんな状態とは...と思ったのだけれど,これからおそらくどちらかが死ぬまで共に居続ける人間との生活環境の改善は大切であるし,一度壊れている身体を酷使して頑張る必要性があまりないなとも思ったのであまり気にしないことにした.順調には進めることのできない状態に適応するためにいまの大学にいるので,想定通りにいかないのはここまで来ると当然で,そこで諦めないことだけを考え続ければよいのだ,と思っている.

 

2月に次期の履修計画を練っている際に,大学に所属しているからこそ得られる利点や身につける技能などの知識が欲しいなといまさらだけれど思った.初めに『リベラルアーツの学び方』(瀬木比呂志)を読み始めたのだけど,文体と内容がビジネス系にかなり寄っていて私には合わなかったので途中で読むのをやめた.

最近になって,『法学教室』関連のツイートで有斐閣アルマの『大学生の学び・入門−大学での勉強は役に立つ!』がおすすめというのを見つけて,この本を辿りながらいくつか大学での過ごし方,技能の獲得などについての本を探した.

 

他,慶應義塾大学出版会の『アカデミック・スキルズ』シリーズのうち,『アカデミック・スキルズ』,『資料検索入門』,世界思想社編集部の『大学生 学びのハンドブック』を購入して今日から読み始めている.

 

本書で解説するアカデミック・スキルズは、できれば大学入学後なるべく早い時期に身につけて欲しいものである。しかし、より専門性の高いセミナー論文や卒業論文を書く段階で、その必要性・重要性に気がつくことも多いだろう。その時にも決して遅くない。いや、それに気づいたときにこそ、本書の各部分を丁寧に読み、自らの学びに生かしてほしい。

 

いまさら読み始めても遅いかなという気持ちがどこかであったのだけど,『アカデミック・スキルズ』のこの文を読んで勇気づけられた.

 

大学に所属している利点(特に大学図書館の利用)は知らないと卒業するまで使うことがないような気がするのでこういった知識は大切にしたいと思う.

 

 

 

#深海6500m